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YUKO&FILIPPO

Author:YUKO&FILIPPO
広大なワイン畑とヘーゼルナッツ畑に囲まれた、ピエモンテ州クーネオ県の小さな村で、現地出身の夫と2人、暮らしておりましたが…

2011年よりイスタンブールで暮らすことになりました。現在は、トルコとイタリアを行ったり来たり。世界中、旅することを生業とした夫婦が送るダブルライフ。私にとっては毎日が、驚きと発見の連続です…。

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ドルムシュの歴史

朝から、どんより曇り空。ここ数日はこういう感じのお天気です。
気温も下がっているみたい。数日前には雪も降っていましたし。一週間前の、暖かな日々が嘘のようです。

そんなお天気でしたが、用事があったので、バクルキョイまで出かけました。
バクルキョイまでは、たいていドルムシュを使います。
ドルムシュとは、乗り合いタクシー(バス)のこと。大きなタイプのものは、ミニビュスとも呼ばれます。

ドルムシュ

車体に書いてある行き先で、どこへ行くのかを確認。ドルムシュはトルコ語で「満員の~」という意味で、
始発の場合、満席になると出発します。手で合図をすると止まって乗せてくれ、降りるときには
「ミュサーイットゥ ビル イェルデ(ここで降ります)」と言えば、すぐに止まってくれます。

そして、支払いは乗ってから値段を聞き、運転手さんに手渡します。運転手さんまでが遠ければ、
前にいる人に行き先と人数を言って渡せば、その人が運転手さんに渡してくれます。もし、おつりが
あれば、それも運転手さんが近くの人に渡し、その人から順々に送ってくれ、手元に届くというシステム。

さて、この乗り物は1930年代の大不況時代に、Cook Halidという人が始めたそうです。
料理人だった彼は、タクシードライバーに転職し、朝と夕方にユダヤ人を二シャンタシュからエミノ二ュまで
往復で送っていました。値段は片道80クルシュ(当時、そのお金でパン5つか、にわとり1羽が買えました)。

ある日、その紳士がHalidに言いました。「おい、若いの。日々の生活はますます苦しくなっているし、
毎月25リラ払うのだってしんどいさ。でも、アイデアがあるぞ。エミノニュに行きたいやつを、もう4人
見つけたんだ。俺たちを一緒に連れてってくれたら、代わりに100クルシュを払おうじゃないか!」

Halidはこの提案を受け入れただけでなく、違う目的地へも人々を送り始めました。

因みに、60年代には、運転手は25歳以下であること、既婚者でなくてはならないetc. 暗黙の
ルールもあったのだとか!そして、人気のある車はシボレーやダッジなどのアメリカ車だったそうです。

今では、そのような古いアメリカの車は見られなくなりましたが、
トルコ人にとって、ドルムシュは大切な交通手段。乗りこなせれば、行動範囲がぐんと広がります!

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テーマ : トルコ
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新年の木

今日はEpifania(公現祭)という、キリスト教の宗教行事があるイタリアの祭日。
イエス・キリストが生まれた12日後、Gasparre、Melchiorre、Baldasarreという3人の魔術師であり占星術師
(Re Magi)が星を見て一人の救世主が生まれたことを知り、東方からベツレへムに贈り物を持って来たと
言われています。3人の魔術師は彗星の後を追って来て、持ってきた贈り物は金とお香と没薬だったそう。

同じ日に、イタリアではべファーナという老婆がほうきに乗って煙突から来て、暖炉の周りにある靴下に
贈り物を入れていくと伝えられています。良い子にはお菓子を、悪い子には石炭を入れていくそうです。
そういうわけで、イタリアにはこの時期、石炭の形をしたお菓子も出回るそうな…

イタリアでは、"L'Epifania tutte le feste si porta via."
(公現祭が全てのお祭りごとを持っていく。)といわれ、この日が終わるとクリスマスツリーを片付けます。

クリスマスツリー
今日、イスタンブールのCAPACITYにて

ところで、トルコのクリスマスツリーは新年を祝う飾りだとよく聞きますが、
いつになったら片付けられるのでしょうか?今日、ショッピングモールでコーヒーを注文すると、
クリスマスツリーのデコレーションをされたクッキーが添えられていました。

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トルコのラマダン

        フィリッポ
フィリッポがフライトへ行きました。今回の旅先は香港。また、しばらくの間お留守番です。

同じ日、私はトルコ人の客室乗務員に、日本語を個人レッスンで教えていました。
トルコでは、21日からラマダン(断食)が始まっています。もし生徒がラマダンをするのなら、
私も今日は飲み物なしで教えよう…と思っていたのですが、彼、待ち合わせ場所のスターバックスで
しっかりキャラメルフラペチーノを飲んでいました(笑)

政教分離(信教の自由を保障するために、政治と宗教が相互に介入し合うことを禁止すること)のない
ドバイに住んでいた頃、ラマダンと聞けばかなり意識して気を遣っていました。
以前、勤めていた職場が中東だったので、断食する同僚もよくいて、私は陰でこっそりと食べていたり。

ところが、ここイスタンブールでは、日中あまり閉まっている店を見かけないし、子供たちは普通に外で
お菓子を食べているし。本当にラマダン中!?という実感です。

しかし、そんな中でもラマダンをしている人達は実際にいるのだから、気をつけなければ…

その生徒に、ラマダンについて聞いてみると、同僚たちはほとんどしていないとのこと。
ちなみに、生徒のお母さんはラマダンをしていて、彼も幼い頃にしたことがあると言っていました。

日本の仏教と同じ様に、時代により、世代により、また地域によっても、宗教との関わり方に違いが
あるのでしょうね。

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ナザールボンジュウ

先日の夜、アジア側のカドゥキョイまで、ピザを食べに行きました。
カドゥキョイまでは、バクルキョイからフェリーでの移動です。

バクルキョイ
バクルキョイ


途中にあった露店で、Filippoとお揃いでブレスレットを買いました。
ブレスレット2
ナザールボンジュウのモチーフです。

ナザールボンジュウとは、トルコに紀元前から伝わる魔除けのお守り。
トルコ語で、ナザールは「目」、ボンジュウは「ガラス玉」を意味します。
他人の恨みや妬みの目=邪視から身を守るため、着けられるそうです。


カドゥキョイ
カドゥキョイ



ROSSO POMODORO
ピザを食べたのは、ROSSOPOMODOROというイタリアのチェーン店。
フィリッポ曰く、今のところ、イスタンブールで一番おいしいピザが食べられるのはここだそうです。

ROSSOPOMODORO istanbul
Prof.Dr.Hulusi Behcet Cad.No:10 Goztepe/ISTANBUL
Tel: 0216 385 23 00/0216 385 23 01

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